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レバノン(その1)

〜レバノン南部・サイダ(シドン)とスール(ティルス)〜


エシュモン神殿

サイダは紀元前12〜10世紀頃は

シドンと呼ばれ、地中海貿易で栄えた

フェニキア人の港町だった。

この神殿はシドンの守護神を祭ったもの。

サイダ、海の城砦

1228年、十字軍が港の防衛のため建設。

それ以前はフェニキア人の神、

メルカルトを祀った神殿だったとのこと。

サイダの旧市街

古い石造りの建物を利用した

多くの店が並ぶ。

港町らしく、魚も多い。

旧市街の中の教会

イエス・キリスト、使徒パウロも

この町を訪れたと言われる。

この教会はパウロが宿泊したと

言われているところ。

サイダから南に向かう途中、

イスラエルとの捕虜交換で戻ってきた

ヒズボラの戦士の帰還に鉢合わせる。

楽団で出迎える人々。

ヒズボラの旗、レバノンの国旗に加え、

南のパレスチナ難民キャンプ付近では

ハマスの旗、パレスチナの旗も

見られるようになる。

スールの遺跡

この町はかつてツロもしくはティルスと

呼ばれたフェニキアの町。

ここは世界遺産。

紀元前332年、アレクサンダー大王は

もともと島だったこの町を陥落させるため

長さ800m、幅60mの堤を作り、

島を陸続きにしてしまった。

ヘロドトスの記録では、紀元前28世紀には

この町は存在していたという。

また、紀元前14世紀のアマルナ文書では

ツロの王アビメレクがこの地域を治めていたと

書かれている。

旧約聖書、新約聖書にもこの町は登場し、

古くからいろんなドラマを生み出してきている。

(2004年2月)

レバノン旅行記その2その3に続く


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